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【有料老人ホーム】で働く介護職の仕事/給料/求人とは?

有料老人ホーム

有料老人ホームと聞くと
「元気でお金持ちの人が入る施設でしょ?」

と多くの方が思うかもしれませんがそれは過去の話です。

介護保険の改正により有料老人ホームにも介護保険適用の施設が出来、低価格路線のものも多くなってきました。

つまり誰もが入る可能性のある施設となりました。
介護職として働く際に有料老人ホームという選択肢も多いにあり得ます。

有料老人ホームの最大の特徴は「その施設ごとに特色が全然違う」というところにあります。

時代の変化やニーズの多様化により有料老人ホームは特別養護老人ホームにない多くの特徴を持つ施設が生まれました。

介護職として、もしあなたが
「色々なキャリアを積みたい」
「特別養護老人ホームで仕事をしていたがちょっと張りが無い」
「自分の性格をもっと活かしたい」など
疑問や不満を感じていれば
有料老人ホームを検討されてみてはいかがでしょうか?

有料老人ホームは特色や内容もバラバラですので
あなたの性格や仕事に合う職場が見つかるかもしれません。
まずはこのページにある基礎知識を身につけ
自分に合う仕事場を見つけてくださいね。

これだけは知っておこう!有料老人ホーム基礎知識

有料老人ホームで働きたいのであれば、
以下の知識は押さえておきましょう。

有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

特別養護老人ホームは法律や制度に合わせて計画されます。

それゆえある程度全国一律の内容なります。もちろん運営の仕方などにより施設ごとの違いはあります。
しかし有料老人ホームはご利用者のニーズに合わせて計画される施設です。

ゆえに法人や企業の特色が出て、施設ごとに特色がぜんぜん違うという特徴があります。

その施設ごとの方針により介護職にも求められる要素も変わってきます。

「どこでも同じだろう」と安易な気持ちで就職すると、自分の性格や仕事観と全然合わなかったということになりかねません。
逆にしっかり調べればあなたの思いや性格にあった施設を見つけることが出来るようになります。

有料老人ホームは3つのタイプに分かれる

有料老人ホームは大きく分けると3つのタイプに分かれます。
1,介護付き
2,住宅型
3,健康型

介護付き有料老人ホーム

介護保険サービスの「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設のことを言います。
つまり特別養護老人ホームのように介護保険が適用されるサービスです。

この指定を受けなければ「介護付き」(または「ケア付き」)の表示は出来ません。
介護保険が適用されると以下の3つの特色があります。

厚生労働省が定めた人員・設備の基準を見たしている必要がある
その施設の職員で、ある程度手厚い介護が受けられる
・ 介護保険が適用されない有料老人ホームより安価

1-4,住宅型有料老人ホーム
住宅型では食事の提供や洗濯掃除などの生活支援サービスが付いた老人ホームになります。
介護型と違うのが、介護が必要になると外部の訪問介護等のサービスを利用するという点です。

1-5,健康型有料老人ホーム
健康型有料老人ホームは介護が必要になった場合退去しなくてはなりません。
現在ほとんどなくなってきています。

1-6, 有料老人ホームは特色がバラバラでユニーク!?
有料老人ホームはその施設ごとや運営母体により特色がバラバラというのが特徴です。
高級感を出したコンシェルジュのような対応する施設
アットホームな雰囲気の施設
要介護度の高いご利用者や認知症の方を入れた施設
リハビリや医療を重視した施設
特殊ニーズ対応施設(ペットと同居したいなど)
大切なことはあなたがどのような性格でどのような仕事をしたいかが大事で施設の特色を良く調べて就職する必要があります。

有料老人ホームで働く介護職の仕事内容と役割

現在では介護保険の適用により介護度が重度の利用者も多々いるところもいます。
また施設ごとに何を重要視しているのかも違います。
ここでは1-2で説明した3つのタイプに分けて、ある程度大まかに仕事内容を解説したいと思います。

介護付き老人ホームの仕事内容


最近では介護度が重いご利用者を入れたり、認知症のご利用者を入れたりと施設ごとの特色があるようです。
ですが基本特別養護老人ホームのような介護職としての仕事が主流です。
排泄介助、食事介助、シーツ交換、入力介助、レクレーション、リハビリ、移乗介助など

<住宅型老人ホームの仕事内容>
介護は外部や併設されている訪問介護やデイサービスなどを使います。

仕事は見守りや食事サービスなどが基本になります。

<健康型老人ホームの仕事内容>
身体介護などは基本的に行いませんが施設内のレクレーション運営や設備管理などを行うことが多いです。

有料老人ホームで働く介護職の1日のスケジュール


では有料老人ホームで働く介護職の1日のスケジュールはどうなっているのでしょうか?

基本的に早番、遅番、日勤、夜勤のようなシフト制で仕事の時間が決まっています。
ある介護付き有料老人ホームの日勤の出社から退社までのスケジュールを書きました。

8:30:申し送り
9:00:排泄介助
10:00:入浴、掃除、レクレーション、機能訓練
12:00:食事提供、食事介助、休憩
13:00:口腔ケア、排泄介助
14:00: 入浴、掃除、レクレーション、機能訓練
15:00:おやつ
16:00:洗濯、排泄介助、日誌、休憩など
17:30:申し送り

有料老人ホームで働く介護職の年収/給料とキャリアパス


では気になる有料老人ホームで働く介護職の年収や給料はどうなっているのでしょうか?
また有料老人ホームで働くとどのようなキャリアを積めるのか解説したいと思います。

有料老人ホームで働く介護職の給料

有料老人ホームだから全ての施設が特別給料が良いというわけではありません。介護報酬から給料を支払ったりするシステムは特別養護老人ホームと同じです。

また株式会社は基本利益を出さなければならないので、人件費が削られることもあります。

厚生労働省が出している平成25年度介護従事者処遇状況等調査結果によりますと介護職員の

常勤で月額276940円になります。有料老人ホームもこれと同じような内容になります。

しかし有料老人ホームは施設ごとに特色が違うので、例えば
「富裕層のご利用者を相手にしている施設」
「ホテルのような高級感があるコンシェルジュの対応の施設」
などは軒並み給料が高い様です。
そのかわり言葉使いや対応などもそれにふさわし姿勢が求められます。

有料老人ホームで働く介護職のキャリアパス

その会社で相談員やケアマネジャーのポストがあればそちらに入ったり、その会社で運営している事業の施設運営に回ったり相談員などに転職するという方法があります。

また優秀であればその会社の本社の運営側に回るということもあるみたいです。

有料老人ホームで働く介護職のメリットとデメリット


では有料老人ホームで働くメリットデメリットはなんでしょうか?
それぞれメリットデメリットに分け見て行きたいと思います。

メリット

給料の良い施設がある

介護職ですとある程度形態(施設、デイサービス、在宅)により給料が決まってしまうものですが、有料老人ホームの中には富裕層向け相手の施設などがあります。そこは比較的給料が高い傾向があります。

小規模の人数の施設もある

大勢の人数を複数の職員で見る施設もあれば、小規模の人数の施設もあります。もちろん施設ごとにもよりますが小規模であれば負担も少ない傾向にあるようです。

自分の強みを活かした活動が出来る

リハビリに力を入れている施設やレクレーションに力を入れている施設など施設ごとに特色が違うので、自分の強みを活かした活動が出来るという点があります。

有料老人ホームは特色が違うというのが最大の利点です。それゆえ給料が良い施設なども選ぶことが出来ます。介護職に就く悩みで多いのが給料の問題ですので高い施設があるというのは嬉しいことです。

デメリット

施設を選び間違えると極端に自分に合わないことも

特別養護老人ホームではある程度画一された内容ですが、有料老人ホームは特色が違います。
自分の性格と合わない方針の施設などを選ぶととても大変です。

会社がつぶれることも

大手居酒屋チェーンが介護業界から引いたニュースがありましたが、株式会社ですと潰れる可能性や他の会社に売却されることもあります。他の会社に買収されたら経営方針が変わり、現場での介護の考え方も変わるということもあります。

異動で引っ越しする程の転勤もありえる

社会福祉法人ですと地域に根ざしたところが多く異動になってもその地域の範囲ということがほとんどですが、有料老人ホームは全国展開されているところも多く株式会社の様に引っ越しをしなければ通えない程の転勤もありえます。

有料老人ホームは株式会社が運営しているので、売却や転勤もあり得ます。その点も注意し施設を選ぶ必要があります。

有料老人ホームの選び方

有料老人ホーム最大の利点は「施設ごとに特色が違う」ということなのかもしれません。
では施設ではどのような特色の違いがあるのでしょうか?

以下の点のチェックポイントに注意し特色の違いなどを見比べる必要があります。

施設で何を重要視している施設

「レクレーションに重要視している施設」「リハビリを重要視している施設」など重要視していることが違います。自分はどの分野を磨きたいのか自分にあっている施設を選びましょう。

施設の人数など規模数。職員と利用者の人数比

大勢の人数を複数の職員で見る施設もあれば、小規模の人数を少ない人数で見る施設もあります。どちらが良いというのは好きずきです。

職員と利用者の人数比

職員とご利用者の人数比も見ておくと良いでしょう。介護保険適用の有料老人ホームであれば利用者:職員の人数比は3:1が配置基準です。

その数字を参考にすれば人件費を極端に削り、職員に負担がいっているかいない施設なのかが分かります。

給料や待遇面

給料や待遇面も違いがありますので良く調べておきましょう。ボーナスの有無やどのくらいでるか?などでも年収は多いに違ってきます。

転勤の有無

引っ越しを伴うような大幅な転勤が有るのか無いのかも確認する必要があります。

実務経験が取れる施設かどうか

介護福祉士やケアマネージャーを一般受験で受けるには実務経験年数が必要ですがその有料老人ホームが実務経験に入るか入らないか確認しておきましょう。住宅型や健康型の実務経験が場合取れないところもあるようです。

介護職の求人を探すなら介護職専門の転職サイトを活用しよう

有料老人ホームは特色がバラバラです。また給料や待遇面も良く調べて就職や転職する必要があります。今では介護職専門の転職サイトで情報を取得できますので活用しましょう。

有料老人ホーム転職はこの二つをよく調べましょう

いかがでしたでしょうか?特別養護老人ホームに比べ有料老人ホームは特徴の幅が広いです。
転職や就職の場合しっかり調べる必要があります。調べるものは二つです。

1つは何度も書いたように施設毎の特徴ですね。
もう1つはあなた自身の特徴です。

どんな性格で、どんな介護をしたいのか?待遇面はいくらあれば大丈夫なのか?転勤は大丈夫なのか?将来どんなキャリアプランを描きたいのか?良く自分のことを知った上で応募すると良いでしょう。

きっとあなたにぴったりの施設が見つかると思います。

転職で失敗しないためには転職エージェント選びも重要な要素の一つです。

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