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派遣介護職として働くメリットとデメリット

介護職の派遣

様々な働き方が選択できるようになっている今。介護の仕事を派遣で働く方も少なくありません。

残業の多い介護職ではありますが、派遣で働けば時給制なのでサービス残業がありません。

また、子育てやご自身の家族の介護などによる家庭事情やライフスタイルの選択で自由度の高い派遣介護職として働くことは自由な働き方という面でも魅力がありますよね。

今回は、派遣介護職として働くことについてメリットやデメリットを含め考えていきましょう。

派遣介護職の時給・待遇

介護事業所の中で、派遣スタッフを受け入れている事業所は多く、全体の10パーセント。派遣スタッフとして働く場合、給与形態は固定給ではなく時給制で計算され、働く時間を自由に設定できます。

派遣会社によっても差がありますが、例えば派遣大手「リクルートジョブス」が発表している派遣スタッフの募集時平均時給を見てみると、2016年9月度の介護関連職・平均時給は三大都市圏(関東・東海・関西)で1,403円。

エンジャパン株式会社のプレスリリースでは介護関連職平均時給は1,160円と発表されています(2016年8月度)。

また、万が一残業が発生した場合でも、労働者派遣法により残業時の時給は25パーセント増額されるため、サービス残業がなく、働いた分だけしっかりと給与がもらえます。

このため、介護の仕事をする場合、正社員として働くよりも派遣で働く方が年収が高くなるということも十分あり得るのです。

有資格なら待遇アップの可能性も


無資格からでも働けることの多い、派遣介護職ですが、介護福祉士などの資格を持っている場合、さらに高時給の求人を見つけることができます。

子育てなどで一時現場を離れた方や働き方を変えたいという方にとっても、介護資格を活かした派遣という働き方は十分選択肢として考えるに値する働き方と言えるでしょう。

派遣介護職として働くメリット

派遣介護職として働くメリットは多々ありますが、代表的な例をいくつかご紹介してみましょう。

高時給で働ける


先ほどもご紹介した通り、派遣介護職の時給は1000円以上、場合によっては1700円以上など高時給案件がとても多くなっています。

パートで働くよりも時給がいいケースも多く見受けられ、非正規で働くのであれば派遣は介護職の中でも比較的待遇のいい仕事といえます。

また、残業に関してもきちんと時給で計算できますから、サービス残業がなくなるというメリットも大きいですね。

働き方を自由に決められる


子育てや家族の介護などにより、毎日長時間働くことができない方でも、派遣であれば週数日、数時間単位で働くことができます。

時間の融通が効くため、プライベートと仕事を両立することができますので、ライフスタイルに合わせて働き方を選択するという点でも派遣介護職のメリットは大きいです。

短時間の募集もたくさんありますし、働き始めて条件や環境が気に入らなければ、契約期間終了後に新たな職場を探すことができます。介護人材が不足している今、職場探しは比較的簡単。選択肢も豊富にあります。

夜勤専従の場合は1日で数万円稼げることも


派遣サイトの求人情報を見てみると、派遣介護スタッフとして夜勤のみを担当する場合、1回の夜勤で1万5,000円から多いところでは3万円の給与条件を提示している求人が多く見受けられます。
女性の多い介護業界では、夜勤は敬遠されることが多い人気のない仕事です。そのため、介護事業者側も高時給で人を集めていることが多く、競争率が低く、比較的すんなりと採用されるケースも少なくありません。

派遣で夜勤だけをする、という働き方をすれば1ヶ月に10回程度夜勤をするだけで20万円以上の収入が得られますし、日中の時間帯を有効活用できますのでメリットが大きいといえます。

派遣介護職として働くデメリット

給与面や働き方の面でメリットの大きい派遣介護職ですが、逆にデメリットとしては次のようなことが考えられます。

賞与がない、福祉厚生が期待できない


正社員として働く場合と比べると、派遣介護職は賞与や福利厚生面でデメリットがあります。

ボーナスについては、正社員でなければ支給されませんので、期待できません。また、福利厚生についても介護事業所が用意している福利厚生に加入することはできません。

ただ、派遣会社によっては派遣スタッフに対して独自の福利厚生を用意していることもありますので、場合によってはメリットになることも。登録する派遣会社によって変わってきますから、ぜひ複数の会社を比較・検討してみましょう。

安定して仕事があるとは限らない


派遣スタッフを採用する会社は、人手不足を解消するという目的と同じくらい、都合のいい時(人手が欲しい時)に働いてもらい、人手がそれほど必要なくなれば求人を出さなければ人件費がかからないというメリットを求めて、派遣スタッフを雇用します。

言い方を変えれば、「都合のいいい時だけ使い、必要ない時は切り捨てることができる人材」として採用されるわけですから、期間満了後に仕事がなくなる可能性がゼロではありません。

将来的に派遣から正社員として働きたいと考えているなら、紹介予定派遣という働き方を選択することも可能です。
紹介予定派遣とは、正社員として派遣会社を介さない直接雇用を前提として派遣で働き始められるシステム。期間限定で働くよりも、安定した仕事を得られる可能性が出てきます。

子育ての大変な時期が終わり、また正社員として働きたいと考えている方は、紹介予定派遣としての働き方を考えることも選択肢のひとつと言えるでしょう。

責任ある仕事は任せてもらえない


期間限定で働く派遣介護職は、現場リーダーなどの責任ある仕事はやらせてもらえません。

正社員と給与や雇用形態、仕事内容は同じなのに責任ある仕事を任せてもらえない点を「正当に評価されていない」とストレスに感じてしまう場合があるのも確か。

ただ、派遣という働き方は融通が利き自由な働き方ですから、こうしたデメリットが出てくるのは当然のこと。派遣という働き方のメリット・デメリットをきちんと理解して、割り切って働くことが大切です。

現役派遣介護職の口コミ(口コミの総評)

派遣介護職として働く方は、実際にはどのような働き方、考え方をしているのでしょうか?

ここでは現役で活躍する派遣介護職の方々の口コミを紹介していきましょう。

残業がないから安心


残業が少なく、万が一残業が発生してもきちんと時給に換算してもらえる派遣介護職。

派遣スタッフとして介護の仕事をされている方からは、自分の時間が管理しやすく、残業がないため予定があっても安心という声が多く寄せられています。子育て中のママからもパートよりも高時給で、残業がないからしっかり収入も得られて子育てにも注力できると人気です。

正社員よりプライベートが充実


仕事よりもプライベートを充実させたいという方からも派遣介護職という働き方はとても便利だという口コミが多く寄せられています。

時間を管理しやすく、数時間、決まった曜日だけ働くことができるため、子育てや資格取得に向けた勉強に集中したい方も無理なく働き続けられます。

キャリアアップに向けて資格を取得したいならという目的で、無資格でも始められる派遣介護職で現場を知りながら、資格勉強に取り組む方も少なくありません。

正社員として働くよりも稼げる!?


時給の高い派遣介護職。場合によっては正社員よりも稼げることがあるというのは本当でしょうか

現役で派遣介護職で働く方からは、「夜勤をすれば月に25万円以上の収入が10日間で可能になった」という声や、「普通に1日8時間、20日働いても余裕で22万円以上稼げる」という声も多く寄せられています。

時給が高いからこその声が寄せられている派遣という働き方。介護職復帰を目指したり、子育て中の働き方として選ばれています。

介護職の派遣会社ならきらケア派遣

派遣で介護の仕事を探す場合、派遣エージェトに登録し、お仕事を探すこととなります。

数多くある派遣エージェントですが、口コミ評価が高いのがきらケア派遣です。介護業界に特化しているため、転職エージェントも介護に精通していてお仕事相談がしやすいのが魅力です。

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まとめ:高時給で融通もきく「派遣」は利用価値大の働き方スタイル

正社員やパート以外にも選択肢として考えてみたい「派遣」という働き方。
働く時間を自分のライフスタイルに合わせて調整できますので、子育て中やブランク空けの仕事の仕方としても最適です。

将来的にキャリアアップをしたいと考えている人にとっても、資格勉強に集中出来る可能性が広がりますから、ぜひ派遣という働き方、メリットとデメリットをしっかり頭に入れて検討してみてはいかがでしょうか。