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【介護老人保健施設】で働く介護職の仕事/給料/求人とは?

介護老人保健施設

介護職として施設で働こうと考える際大きく分けると下記3つの施設で悩むかと思います。

「特別養護老人ホーム」
「有料老人ホーム」
「老人保健施設」

ではこの3つはどう違うのでしょうか?

特別養護老人ホームや有料老人ホームはなんとなく「終の住処」的なイメージだと思うのですが、

では老人保健施設とはどんなところなのでしょうか?特別養護老人ホームとどう違うのでしょうか?

良く医療法人が運営されていますが病院とはどう違うのでしょうか?仕事内容は待遇などはどうなんでしょうか?

「介護老人保健施設に興味がある」「介護施設に就職したいがどれを選んでよいか迷っている」など介護老人保健施設に興味があるという方に向けて詳しく解説したいと思います。

そもそも介護老人保健施設ってなに?

ではそもそも介護老人保険施設とは何でしょうか?

特養や病院などとどう違うのでしょうか?詳しく見て行きたいと思います。

誰を対象としているの?

主に病院などで入院治療をする必要はないがリハビリや医療ケアを必要としている要介護状態の高齢者です。(要介護度1以上の方)

特別養護老人ホームのようにずっといられるの?

あくまで介護老人保健施設は在宅での復帰を目指したもので、ずっといられません.

3ヶ月などの期間を区切り、退所するかどうかの検討をします。

何をするの?

利用者の状態に合わせケアプランに基づき、医療ケアのもと看護やリハビリテーション、食事、排泄、入浴などの介護を受けることが出来ます。

介護老人保健施設で働く介護職の仕事内容と役割

では介護老人保健施設で働く介護職の仕事内容や役割はどういったものでしょうか?

介護老人保健施設では医師や看護師、リハビリ職も働きますが、介護職としては下記3つの職種になります。

介護職

特別養護老人ホームと同じように排泄介助、移乗介助、食事介助、入浴介助などを担う介護職です。介護計画(ケアプラン)を立てる施設もあります。

ただ目的が治療やリハビリをして在宅復帰が目的ですので、リハビリや医療ケアとの連携はかかせません。

相談員

入所者を受け入れたり、家族の相談に乗ったりする職種です。

ケアマネージャ−

老人保健施設のケアマネージャーは居宅介護事業所のケアマネージャーと連携を取り、介護サービスの選定や調整を行います。

老人保健施設の介護職は医療、リハビリなどの連携が欠かせない。

特別養護老人ホームであれば終の住処的な要素があり、どうしたら余生をその人らしく過ごせるか?というのがあり、

レクやリハビリなども専門的な方に相談することはあるものの介護職が中心になって考えます。

しかし、老人保健施設は在宅復帰という明確な目標があるので医療やリハビリ職種との連携が欠かせません。

専門的な医療知識も必要となってくる場面も多いでしょう。

やっている介護の作業は同じでも目的が違うと求められるものも変わってきます。

どちらが良いか人それぞれですが、自分に合っている職種を選ぶことが長く仕事を続けれる上で大事になってきます。

介護老人保健施設で働く介護職の年収/給料とキャリアパス

では介護老人保険施設で働く介護職の年収や給料、キャリアパスなどの状況はどうでしょうか?

特別養護老人ホームに比べ良いのでしょうか?詳しく見て行きたいと思います。

年収や給料は?

介護保険老人保険施設は医療法人運営が多いから特養にくらべ給料が良いの?という疑問が湧きます。
こちらをご覧ください。

平成27年度処遇状況等調査結果によると特別養護老人ホームが月額平均が186140円。介護老人保健施設が172190円とあまり変わらないか特養の方が良いみたいです。

ただこれにボーナスや処遇改善費や手当が入ると変わってきます。

その施設ごとの方針にも寄りますが、ボーナスが3ヶ月程と処遇改善費で年収350万前後といったところでしょう。

医療法人とて医者や看護師など経費が他にもかかるのでなかなか介護職が高い給料を出すところというのはないようですが、それでもボーナスや手当があるというのは大きいです。

休日日数や福利厚生が良いところも

また年間休日が月9回のところもあれば10回以上あるところもあり、年間ですと120日ほど休みがあります。
福利厚生なども保育室が着いていたり、子育て支援があったりするところもあります。
施設ごとに違いますので良く調べるのが良いでしょう。

老人保健施設のキャリアアップ

経験的には医療やリハビリとの連携があるので医療知識やリハビリの知識にも特養よりも触れることが多いですので将来相談員などを目指す方には良い経験にもなるでしょう。
また経験年数を積み、ケアマネージャーの資格を取り、その施設に空きがあればそのポストに入れますし、なければ別の施設のケアマネージャーなどがあります。

キャリアアップはその施設ごとにもよる

大きい施設であれば他事業への異動という選択肢もありますが、無い場合資格をとってもその施設に空きがなければポストに就くことが出来ませんので他の施設等に転職になります。

リハビリや医療ケアとの連携もありますのでそちらの方面に興味がある場合、一緒に仕事が出来ますので仕事ぶりをみることが出来ます。

ぼんやりでも自分の興味や方向性を考え、施設を選ぶと良い経験が積めます。

介護老人保健施設で働く介護職のメリットとデメリット

介護老人保健施設で働く介護職のメリットデメリットはなんでしょうか?

メリットデメリットそれぞれの立場で見て行きたいと思います。

メリット

医療やリハビリ職との連携し、専門知識に触れられる

介護老人保健施設では医療やリハビリ職との連携が欠かせません。

相手方の専門知識もある程度必要になります。

介護職とてある程度医療やリハビリの専門知識を学ぶ必要があるので特養よりも医療やリハビリなどの専門の知識が身に付きます。

ただし専門的な立場から厳しいことを言われることもあります。

福利厚生が良いところも

これは施設にも寄りますが、子育てをする女性の為に保育室があったり、休日にはお弁当が支給されたり、年間の休みが多かったり、子育ての福利厚生が充実されていたりすることもあるようです。

福利厚生が良く働きやすい子育てする女性には働きやすい施設もある

老人保健施設は病院と特養の中間のような施設ですので、医療やリハビリなどの知識が特養より学べます。
そういう方面や知識に興味ある方にとっては良いかもしれません。

また医療法人で給料などの待遇面は特養と同じかも知れませんが、福利厚生で違う面もありますので子育てをしながら働く女性には良い職場環境かもしれません。

施設ごとに違いますので良く調べましょう。

デメリット

介護職として立場が弱いところも

これは働いてみなくてはわかりませんが、どうしても医者>看護師>介護士と、介護職の立場が弱いところもあるようです。

それぞれが専門的な立場から自信をもって仕事をすれば良いのですが、なかにはそのような考えの方の強い方もいます。

専門的な立場や役割が違うだけですので気にせずやるべき仕事をこなせば良いと思うのですが、あまりにそれが激しい職場は避けた方が良いでしょう。

介護だけでなく他の分野の専門知識も勉強する必要がある

これはメリットの裏替えしになってしまうのですが、どうしても連携をはかる分野では相手方の知識もある程度学ぶ必要があります。

そうしないと相手の意見に100%従わざるをえません。

「介護職の立場としてこう思う」という発言をする時には医療的な知識やリハビリの知識があると相手方にも提案出来ます。

なかなか知識がないと発言出来ず、そうなるとデメリットの1で上げたようになります。

知識を学ぶことが嫌いという人にはなかなか大変な職場かもしれません。

連携をはかるときには相手方の知識が必要

施設に限らず仕事をするうえで連携をはかるときには相手方の知識が必要になります。

ある程度あなたが学んでいる人であれば相手も仕事をする上でも仕事をしやすく、あなたを信用して仕事をくれます。

そのためにも医療やリハビリなどの他分野の勉強が必要になりますがそれが億劫という人にはデメリットになります。

介護老人保健施設の選び方のポイント

ではどのような老人保健施設の選べば良い施設を探せるのでしょうか?
選ぶ際のチェックポイントをお伝えします。

ボーナスや処遇改善費

月の月額は同じでもボーナスや処遇改善費で大幅に年収が違ってきます。何ヶ月もらえるか?などチェックする必要が有ります。

福利厚生や休日、有給の取りやすさ

福利厚生で子育て支援があるところなどがありますのでチェックすると良いでしょう。
また休日がどれくらいあるのか、有給は取りやすいのか?なども面接などで聞いてみましょう。

人間関係の良さ

これは働いてみないと分からない部分も大きいのですが人間関係の良さなどが上げられます。離職者が多い(年平均2割と言われています)というのは介護職種では仕方がないことですが、あまりに多かったり、働く人が生き生きしていなかったり、上司や医師看護師が横柄だったりする職場はなかなか仕事を長く続けにくい環境かもしれません。

同僚にはけ口などが出来る人がいたり、子供や家庭の為やキャリアの為にと目標や目的があればなんとか大丈夫という方もいますが、やはり良い環境を選んだ方が長く続けやすいでしょう。

介護老人保健施設の介護職の求人を探すなら介護職専門の転職サイトを活用しよう

介護老人保健施設は福利厚生面やボーナスなどの待遇面など良く調べて就職や転職する必要があります。

今では介護職専門の転職サイトで情報を取得できますので活用しましょう。

特養や有料老人ホームとは違い医療やリハビリの分野を学べる老人保健施設

老人保健施設は特別養護老人ホームや有料老人ホームとは違う終の住処としての役割ではなく医療ケアやリハビリなど在宅復帰などを目的とした役割、医療やリハビリと連携をはかる介護が経験できます。

その分野に興味が有るという介護職の方は是非チャレンジしてみてください。

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