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高齢者向けレクレーションの方法

高齢者向けレクレーション

施設内で働いていると先輩介護士から、ちょっとレクレーションやってみてとふられることがあると思います。

レクレーションは認知症予防になりますし皆さんたのしみにしています。

利用者さん患者さんの認知症の有無や、身体的な状況も頭に入れておかなければいけません。

そんな時に自分のレクレーションの引き出しが多ければ多いほど困ることはありません。高齢者が楽しめる内容を紹介していきます。

個別レクレーションの方法

個別レクレーションとは一人でもできるレクレーションのことです。

まずは患者さんの趣味やどんなことに興味があるか、それは身体的に可能かなど情報収集から始めます。

みんなが貼り絵をしているから、あなたも同じものをしてくださいねでは強制的だし楽しくありません。

編み物、季節の工作、貼り絵、塗り絵、短歌などいくつか見本を用意して選んでもらうのが理想です。

介護士は導入部分だけ介助しあとは見守り程度でフォローしながら一人で作業してもらいます。

また男性の方は工作など女性的なものは否定される方が多く興味が薄いです。

そういった場合は箸や洗濯バサミなどを使った生活リハビリを取り入れたり、男性同士で囲碁・将棋・マージャンなど提供すると盛り上がります。

集団レクレーションの方法

デイケアなどでは毎日集団レクがあるところがほとんどですよね。ここでは脳トレ系とゲーム系を紹介します。

また集団レクは介護士自身が楽しんで笑顔で盛り上げていきましょう!

脳トレ系 ホワイトボードを使用

誰でも簡単にできる、しりとり

認知症があるかたでもしりとりは導入しやすく短時間でも出来ます。

一人ずつ発表してもらってボードに書いていけば良いだけなのですが認知症のないクリアな方たちには、だんだん退屈になります。そこでテーマを決めてしりとりをすると盛り上がります。

例:食べ物限定や生き物限定、有名人の名前限定、地名限定などなど・・

漢字何個書けるかな?

漢字の部首をまず決めます。木へんに決めたとして木へんの漢字が15分間でいくつ発表できるかチーム戦にしても面白いですね。

ひらがなで言葉あそび

あ~んまでのカードをホワイトボードに貼って1文字ずつしか使えないというルールで単語を作っていきます。後半になると使える文字数がどんどん減ってくるので結構頭を使います。

ゲーム系

卓上卓球

テーブル両サイドに何名か座ってもらいチーム制にします。一本ずつ、うちわを右手でもってもらい風船をひとつ用意します。

合図と同時に風船を打ち合い相手の背中より後方に落としたほうが勝ちです。しばらくゲームをしたらうちわを左手に変えたり、点数制にすると変化が楽しめます。

いったんもめん

テーブルの周りを囲むように座ってもらい一本ずつ、うつわを持ちます。

トイレットペーパーを30センチに切ったものを用意します。合図と同時に仰いでもらいペーパーが何秒浮いていられるか時間を測ります。

ゲーム系は盛り上がりすぎると息が上がるので上手にトイレ休憩や水分補給を促しましょう。

その他のレクレーション 園芸・音楽療法園芸

季節の野菜など何が食べたいか考えてプランターで栽培します。種まきや間引き、水やりなど介護士と一緒に行ってもらいます。

介護士よりも患者さんのほうが詳しく教えてくれます。

園芸

季節の野菜など何が食べたいか考えてプランターで栽培します。種まきや間引き、水やりなど介護士と一緒に行ってもらいます。介護士よりも患者さんのほうが詳しく教えてくれます。

音楽療法

童謡や歌謡曲を歌ったり、体操や入浴の時間に音楽を流すだけでリラックス効果があります。
また食事中はテレビを見ながら食べるより音楽をかけた方が食事に集中でき誤嚥が減ると言われています。